






2009年9月5日。過去最大のスケールと、緻密な演出によって、見る者のド肝を抜いた「横浜レゲエ祭2009」。ハマの最強レゲエ集団「マイティー・クラウン」の活動の最初の集大成という重要なコンセプトの下、この15年間のジャパニーズ・レゲエ・シーンそのものを総決算するかの様な素晴らしいショウが、3万人を動員し、横浜スタジアムを舞台に展開された。
その歴史的1日の映像をたっぷり収録したDVD作品。本編映像はディスク1、2、合わせて約3時間。参加アーティスト全員のライヴ・アクトを存分に楽しめる。加えて、2時間近くにも及ぶ関係者の証言と秘蔵映像で綴る横浜レゲエ祭15年間のヒストリーを特典として収録。こちらも完成度、資料的価値、共に高い。
まるで、あの日を追体験するかの様な5時間。半日潰してでもイッキ見すべし。レゲエ界はもちろん、日本音楽シーン全体の中においても、特定のジャンル「レゲエ」に対する関係者の熱意と、それを支えるファンの愛情、独特のカルチャー、風俗を映像化したドキュメントとして、貴重な価値を持った作品と言える。超完全保存版。
Text by茂呂 尚弘







![YOYO-C / たなけん[Road To レゲエ祭2009 Champion]](img/ttl02-7.gif)





1995年、「日本人によるレゲエフェス」を目指して、横浜を拠点に世界で活躍するレゲエ・クルー・MIGHTY CROWNが150人規模で地元の小さなクラブからスタートし、毎年夏に開催している「横浜レゲエ祭」。年を追うごとにゆっくりながら確実に進化を遂げ、2003年には初の野外開催(八景島シーパラダイス・マリーナヤード)で動員1万人を実現。2004年にはみなとみらいで2万人、2006年からは念願の横浜スタジアムでの開催となり、3万人を収容する名実ともに国内最大のレゲエ・イベントとなっている。
15周年の節目を迎えた2009年。9月5日(土)、4年連続の横浜スタジアムにて開催。150人規模のスタート時代から変わること無くMIGHTY CROWNがそのレゲエに対する深い愛情と情熱、そして夢を込めイベントの細かな部分の演出にまでこだわり続け、今では当たり前となった野外レゲエフェス の中でもそのオリジナリティーによって高い人気を誇る。また地元地域との密着性をはじめ、近年は本場ジャマイカからも最先端のトップ・アーティストが参戦するなど、横浜レゲエ祭はいまや日本の音楽フェスティバルの中でもFUJI ROCK FESTIVAL、サマーソニック等とも並ぶアイデンティティーを備えたモンスターイベントとして、さらには21世紀の横浜を担うフラッグシップカル チャーとしても注目を集めている。
主催者MASTA SIMONの言葉を借りると2009年をもってMIGHTY CROWNの「第一章」は終了。来年は横浜スタジアムでの開催は無く、「横浜レゲエ祭2010」の開催地は未定となっているが、第二章がスタートする MIGHTY CROWN FAMILY同様更なる進化が期待されるモンスター・イベントである。


横浜レゲエ祭を通して学んだ事。
「継続は力」。
どんなに周りに反対されても
頑張って頑張り続ければ
奇跡は絶対に起こる。
それが横浜レゲエ祭流、
MIGHTY CRWON流。
MESSAGED BY MASTA SIMON